ただの高校生
何か・・・
夢小説の続き書きますわ・・・
とりあえず今回で完結ですが、終わり方が微妙で
見る人によっては複雑な気分になるかもしれません
まあどぞ
朝は快晴だったので傘は持ってきてなかった
俺「こりゃ濡れて帰るしかないな・・・」
そう呟いて自転車にまたがった
俺「・・・ん?」
ふと前を見ると松川がいた
松川もどうやら傘を忘れたようで
そのまま走っていく
俺「・・・」
俺は無意識の内に松川を追いかけていた
勿論ばれないようにだ
走っていく内に分かったのは、松川の家は
俺の家の正反対ということだった
俺「あいつの家ってどこなんだろ・・・」
俺は興味本位で松川を追いかけていた
家はどこなのか、そして松川の顔にできた傷の真相を知ろうと思っていた
しばらく走っていると松川を見失ってしまった
俺「くそ、雨が激しくて前が見えない・・・」
俺はかなりの距離を走っていたようで
ここがどこなのか全く分からない
俺「とりあえず雨宿りするか」
しばらく雨宿りする場所を探して走っていると
俺「あれ・・・松川か?」
目を凝らして前を見ると松川が自転車を停めていた
どうやらあそこが松川の家らしい
俺「何か・・・ずいぶん手入れされてない家だな」
その家はつたが伸びきっていて、雑草も伸び放題、
さらに粗大ゴミやら大量のゴミが置いていた
俺は少し遠くから松川を見ていた
自転車を停めると松川は鍵をさしこみ、ドアを開けると
男「おい、いつまでタラタラしてたんだ!」
雨音にも負けない声が聞こえ、一人の男が顔を出した
松川「ご・・・ごめんなさい・・・」
男「謝ったら済むもんじゃねぇんだよ!」
そう言うと松川を思い切り蹴った
松川「っ・・・」
松川はそのまま倒れこんだ
俺「あのやろう、一体何してんだ・・・!」
俺は男の粗暴な行動に憤慨した
男「おら、さっさと立て、家の中でみっちり扱いてやる」
そういうと男は松川の髪を掴み、立たせようとした
松川「痛い!やめてください!」
男「痛い?だから何だ、お前は俺の道具だろ!」
男がそう言った瞬間、俺は耐え切れず、
自転車でその男にぶつかった
男「いってぇ!一体どこのどいつだ!」
俺「おい、大丈夫か?」
松川は驚きの目で俺を見ている
松川「何で・・・あなたが此処にいるの?」
俺「ごめん、ちょっと気になって・・・」
そう言った途端、その男に殴られた
俺「っ・・・!」
男「この餓鬼・・・おい、お前の友達か何かか」
そう聞かれると松川は慌てて
松川「ち・・・違います!私は・・・」
次の言葉を言う前に松川も殴られた
男「まあいい、何にしろお前等いい度胸じゃねぇか」
俺「黙れ!人を何だと思ってんだ!」
そう言うと男は当然の様な顔で
男「そんなもん、俺以外の人間は全員クズに決まってるじゃねぇか、
勿論お前もそこの女もな」
俺「てめぇ・・・」
男「何怒ってやがる?俺以外の男は全員働いて働いて世の中の歯車に
組み込まれたまま死ねばいい、女は飯作って後は俺の言いなりになればいい」
俺「お前・・・もしかして松川も今までずっと・・・」
男「ああ、そうだそいつも飯作って後は俺の言いなりだ。・・・それにしてもお前、
俺がどれだけ腹空かせて待ってたと思ってるんだ?」
男がそう言うと松川はビクッとして
松川「す・・・すみません・・・今作りますから・・・」
男「おい、このまま許す訳ねぇだろ?さっきこの餓鬼が自転車でぶつかって来たせいで
靴が汚れちまった、俺の靴を舐めれば許してやる」
俺「お前・・・何様のつもりだ・・・」
男「何度も言わせるな、俺は馬鹿な奴等とは違う、一番偉い存在なんだ」
俺「馬鹿言うな!人間は皆平等な生物なんだよ、お前だけが特別だと思うな!」
男「ふん、お前みたいな馬鹿な餓鬼と話していても無駄だ、
おい、早く靴を舐めろ、俺はお前を養ってるんだぞ?」
俺「おい、こんな奴の言う事なんて聞くな!」
そう言うと松川は震えた声で
松川「・・・あなたに何が分かるの・・・私は靴を舐めるぐらいの事なんて
今まで何度もしてきた・・・それ以上の事だってしてきた・・・」
俺「もしかして・・・」
松川は俺の心を読んだかの様に答えた
松川「そうよ・・・私は自らの体も売った・・・生きる為に」
俺「何が生きる為だ!そんな人生間違ってる!」
松川「あなたに分かるわけない!私の気持ちを・・・」
男「おい、いつまでもお前等の話に付き合ってる暇は無いんだ
早く靴を舐めろ」
俺「そんなのさせるか!」
俺は男の足を思い切り蹴って男を倒すと、松川を立たせて走った
松川「離して!私には戻る所はあそこしか無いのに!」
俺「じゃあお前はずっとあんな所に居て、それでいいと思ってるのか!」
松川「思ってるわよ・・・思ってるから私は今まであの場所で過ごしてきた・・・
私は・・・あの人に色々と教え込まれてきた・・・」
俺「・・・」
少し走ると使われていないようなトンネルが見えた
中は薄暗かったが、雨宿りには最適だった
しばらく二人は黙り込んでいたが、やがて俺は聞いた
俺「・・・何で今日まで学校休んでたんだ?」
松川「・・・今日と同じような事でよ。あの後、街中を途方に暮れて
歩いていて、その時にあの人にあったの。
そして何でこんな所うろついてるんだって殴られて・・・
しばらく外に出してもらえなかった」
俺「そんなことで・・・」
松川「あなたが怒ることじゃない・・・私が悪いの、
私が教室から出て行ったから・・・」
俺「そんなの・・・!誰だって喋るなって言われたら
傷つくに決まってるだろ!」
松川「いいの・・・私は一人ぼっちだから・・・
私は・・・生きてちゃいけない人間なのよ」
俺「何いってんだ!じゃあ生きてちゃいけないって分かってるなら
何でお前はこうして俺と会話してるんだよ!」
松川「・・・私はあの人の言いなりなの。
あの人が生きている限り、私に自由は無いから・・・」
俺「そんなの・・・不条理すぎるだろ・・・」
松川「・・・ありがとう」
俺「え?」
松川「ううん、何でも無い・・・私、そろそろ帰るね」
俺「駄目だ!あそこに帰っちゃ!」
松川「・・・さよなら」
俺「おい!待てよ!」
しかしそのまま松川は雨の中に消えてしまった
次の日もまた次の日も松川は来なかった
そして数週間後、松川は転校し、そのままいなくなった
その後松川がどうなったのかは分からない
今もあの男の言いなりになっているのか、それとも・・・
俺「・・・俺は何もできなかった・・・」
今でも後悔している、あの時の出来事を
そしていつか必ずまた会える時を信じて
完
comment
No title
てかもっと面白いこと書けよ(
こんな小説内容エグすぎて読めるかよ('A
No title
No title
先日は当ブログにおこしいただきまことに
ありがとうございます!とっても素敵なブログ
ですね(´∀`)早速記事の方をジックリと拝見させて
いただきます。
それでは!


